スイス・ドイツ菓子 こしもと(東京都中野区)

 2006年6月から、東京都中野区(西武新宿線の都立家政駅近く)にお店を構える「スイス・ドイツ菓子 こしもと」さん。幸いなことに当サイトは徒歩圏内に住んでおり、お店の前をよく通ります。写真撮影のお願いを出しておりましたところ、5月ころということでお話がまとまり、当日を心待ちにしておりました。
 吉祥寺で親しまれていたポール・ゴッツェさんのお店を懐かしむお客さんも、お見えになっているそうです。  
 お店のある都立家政駅とは?
 たまに耳にする話ですが「家政科がある都立の大学が駅前に建っているんですよね…」という勘違いを起こさせる駅名です。実は駅から徒歩数分にある鷺宮高校が、以前に「東京府立中野高等家政女学校」でしたので、そのころからの駅名です。駅の南北に商店街があり、お菓子屋さん、コンビニ、スーパーなどがあります。
 写真は地元のキャラクタ「かせいチャン」です。
  都立家政駅と、その前の通りです。これがそのまま南北に、商店街として延びています。それほど長いわけではないのですが、地元密着型のお店が多く、徒歩や自転車の往来に加えて、夕方には、なかなか開かない西武新宿線の踏切で混雑することも。
 西部新宿線は、同じ中野区内の「新井薬師前駅」までは、地下の工事が進められていますが、都立家政駅は地上のままです。

「スイス・ドイツ菓子 こしもと」のご紹介

 当サイトが初めてお店に伺ったのは、記録によれば2008年9月でした。当時のブログには書いていなかったのですが、きっかけは、お菓子好きの人が多く集まる掲示板だったと記憶しています。
 当時はすでに実店舗を閉店していた吉祥寺のゴッツェ氏のお菓子を知る人が、長くゴッツェにお勤めだったこしもとさんに出かけ「そういえばバウムがあった」——と書いていたのでした。「おや、その店なら歩いて行ける」と、いそいそと出かけたのが、最初でした。
(下はスライドショーになっていますので、5枚ほどの写真が交互に出ます)

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 今回は、ゴールデンウィークころから販売開始のお知らせが出ていたバウムトルテと、従来の四角いバウムと、ゴッツェトルテを購入しました。新商品のバウムトルテは、マンケ型で薄く生地を流し込みながら、表面こんがりに焼き上げた職人技。お試しあれ。

 
 さて、さっそく、店内の様子です。写真はクリックで大きくなります。
 入店してすぐに見えるショーケース(の左半分)。左下のほうに見えるのが先ほどご紹介したバウムトルテ、バウムクーヘンなどです。それから、当サイトのお気に入りローヤルケーキ(フルーツたっぷりのパウンドケーキ)の姿も。
 つい先日お店のFacebookに紹介されていた「白雪姫のトルテ」も見えます。目移りします。

 
 こちらが冷蔵ショーケースの右半分。
 お菓子屋さんに入店すると、おおむね「迷っていると決められなくなるから、早く選んでしまおう」と、ついつい慣れているケーキを買ってしまいがち。ですが今回こうして写真をじっくり見たことで、次はどれにしようかな…と、いまから考えています。
 お読みのみなさまも、ぜひここでじっくりとケーキをご覧になってから、お出かけください。

 こちらは、店内の右手側、窓近くに陳列されている焼き菓子です。当サイトはいつも、生菓子ケースから2個、焼き菓子から2個くらいを買っています。
(店内写真で載せきれない分は、このページ後半にも載せています)

 チョコレートの種類が、豊富ですね。次回の訪問の際は、チョコレートをぜひ買ってみます。いつも冷蔵棚に目を奪われてしまいますが、こうしてじっくり見ると、チョコレートがほんとうに美味しそう。
 チョコレートというものは、一度にたくさん食べるのではなく、少しずつつまむことで人を贅沢な気分にさせてくれる、特別な存在です。

 さて、いつもは掲載についてご相談する際、お店に(メールなどの文面で)質問を差し上げています。それに答えていただき、同時に、いただいた写真を見ながら、記事の内容を練り上げていくスタイルです。
 そのため、いつもならば最後にお店に「ひと言」とお願いしていますが、今回はお店に伺って直接お話を伺いましたので、代理で感想をまとめさせていただきます。

 初めてお話をする店主の腰本氏は、とても真面目で、職人気質な方でした。丁寧にご対応いただけました。
 多くのお店に伺う「その場所や土地にお店を持つきっかけは、何かありましたか」という質問には、しばらくお考えになってから、いろいろな人がいる住宅街での開店を考えていたというお話でした。
 また、売れ筋やイチオシなどについては——
 お客さんにはそれぞれ好みのものがあり、なかには決まったものだけを買って帰る方もいらっしゃるそうです。そういったお客さんたちの反応や様子を見ながら、商品選定をおこなってきた結果が現在の商品ラインナップであるということでした。
 これを一般的にひらたく書くならば、すべてが自信作であり、すべてが考えに考えた結果として残ってきたものであるということになります。そういう表現ではありませんでしたが、実直な思いが伝わってまいりました。

 このたびは、お店紹介の記事へのご参加、ありがとうございました。

 Konditorei Koshimoto / スイス・ドイツ菓子 こしもとさんの、公式Facebookページです。スクロールしてご覧ください。

 バウムの書/お菓子屋さん応援サイトmikimarcheから、お知らせがはいります。

2021月7月17日: 掲載準備中のお店が1軒あります。
夏で掲載の頻度が下がっていますが、今後ともよろしくお願いします。
少しずつHTMLファイル配布を開始しています。

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