「Seiffener Tippel」ご紹介

店内で、本格オーブンで焼いたバウムクーヘンは、言葉では表せないほどの感動でした。別の機会にはチョコレートがけ(冬季のみ)も注文。お店では通年販売で「あられ糖」もあるそうです。
ティッペルさんのはじまりは、長い目で見ますと、1985年に、ご家族みなさんで南阿蘇に移住されたときに遡ります。
ご両親が「サンディーベル」というお名前でペンションを経営され(現在はその場所をお兄様ご夫婦が「山小屋Holahoo」として引き継いでいらっしゃるそうです)、その敷地内に隣接で、2011年4月29日、カフェ「Seiffenner Tippel(ザイフェナーティッペル)」さんが誕生しました。
なぜ「ザイフェナー(ザイフェン村の)ティッペル(カップ)」というお名前なのかについては——
2005年にご家族で訪れたドイツで、ザイフェンのおもちゃに触れ、ご家族全員、すっかり夢中になってしまったとのこと。それ以来、ドイツらしさを色濃くしたカフェ開設の準備を、進めてこられたそうです。
(注: ティッペルの意味は、諸説あるそうです)
なお、画面の上の方のお写真でもご覧いただけると思いますが、オーブンは本格的な、ドイツのシュレー社製のものをお使いだそうです。
(シュレー社 → オーブン解説記事)

なんと、ドイツのお店でバウムクーヘン焼成を見学し、オーブンを先に入手してから「ほぼ独学で」、あのお味を出されているとのこと。料理人であるお兄様の助言もいただいているとのことですが、体力も技術も必要なバウムクーヘンを、短期間で完成度の高い状態で焼けるようになったというのは、素晴らしいのひと言です。
この数年はお取り寄せをしておりませんが、当サイトでもそのうち、さらに美味しくなったお味を、注文させていただきたいと思います。
お店の方から、最後にコメントをいただきました。
2011年に始めたお店が、やっと10年経ちました。まだまだ修行の日々ですが、長く続けられるよう焼き続けたいと思ってます。
ティッペルはドイツの職人さんが作るおもちゃとバウムクーヘンのお店です。海外に行けない今、少しでもドイツを感じて頂けたらと思っています。
カフェも併設しております。
このたびは、お店紹介の記事へのご参加、ありがとうございました。
実は今回この欄でご紹介した以外にもお写真をいただいておりますので、このページの最後のほう(お店の住所等のうしろ)に、お写真をクリックできる場所を設けました。ぜひご覧ください。
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