カールユーハイム(福屋八丁堀本店内)のご紹介

周囲で何人かの方が「ユーハイムの中では、カールユーハイムが一番美味しい」とおっしゃいます。たしかに気持ちもわかるのですが、ねんのため、反論することにしています——「そう思ってカールユーハイムばかり食べていると、ひさびさに違うユーハイムを食べたとき、また感動するんですよ」と。実体験からにじみ出る言葉を、どうやら説得力があると思っていただけるようです。
画像は、たまたま先日ユーハイムのクラウドファンディングを応援した際に、お礼の品がカールユーハイムでしたので、撮影したばかりの画像です。
すっかり最近では「3月4日はバウムクーヘンの日」と定着してきた感がありますが、ファンとしてはありがたいことです。この日は、1919年に創業者のカール・ユーハイム氏が広島物産陳列館(現在の原爆ドーム)で、バウムクーヘンを初めて焼いた記念日。当時はピラミッドケーキと呼ばれていたそうです。
ユーハイムのブランドには、生菓子を含む洋菓子全般を扱うもの、アップルパイやビーフのパイを専門に販売するもの、焼き菓子のほか珈琲豆も販売するものなどがありますが、今回ご紹介しているカール・ユーハイムさんは、主力商品がバウムクーヘンです。棚を見まわしても、ケースを覗いても、とにかくバウムクーヘン!!
リング型、個別包装のほか、店頭で切り売りに対応してくださる場合も多いです。係の方は慣れていて、手早くきれいに切ってくださいます。

実は、このお写真の左側「瀬戸内レモンのバウムクーヘン」なのですが、思い出があります。冒頭で書きました通り、2017年のバウムクーヘン博覧会で購入して、あまりにも美味しかったので、東京に帰ってからユーハイムのお客様相談窓口に電話をしました。「普段はどこで買えるんですか」と。
返ってきた言葉は「バウム博のために用意した商品ですので、普段は販売されていません」——わたしは思わず、電話口で「もっと買っておけばよかった」と言ってしまいました。それくらい美味しかったのです。
ですが、その半年後くらいに、ネットでバウムクーヘンの検索をしていますと、広島など西日本では買えるようなことが書いてありまして、ほっとひと息ついたのでした。またいつか、食べたいと思います。
さて、お店の方から、お寄せいただいたコメントです。
ユーハイムの創始者、カール・ユーハイムの名を冠した、バウムクーヘンを中心に販売するブランドが福屋八丁堀本店にあります。ユーハイムブランドの中でも、シンプル・モダンなパッケージとなっており、店舗では伝統の味を現在に伝えています。
自慢は切り立てバウムクーヘンで、ご注文時にその場でカットします。現在(2021年5月)の季節のお味は、抹茶バウムクーヘンです。
このたびは、お店紹介の記事へのご参加、ありがとうございました。